平凹レンズは、物体と像の絶対共役比が 5:1 より大きいか 1:5 より小さい場合に良好に機能します。この場合、球面収差、コマ収差、歪曲収差を低減することができる。平凸レンズと同様に、最大の効率を達成するには、球面収差を最小限に抑えるために曲面が最大の物体距離または無限共役に面する必要があります (ただし、高エネルギーレーザーで使用する場合を除き、仮想収差の可能性を排除するためにこれを逆転する必要があります)。集中)。
CaF2 は、0.18 μm ~ 8.0 μm で高い透過率を示すため、1.35 ~ 1.51 の範囲で低い屈折率を示し、赤外および紫外スペクトル範囲で高い透過率が必要な用途に一般的に使用されます。1.064 μm での屈折率は 1.428 です。 。フッ化カルシウムは化学的にもかなり不活性であり、フッ化バリウムやフッ化マグネシウムと比較して優れた硬度を示します。 Paralight Optics は、両面に 2 μm ~ 5 μm の波長範囲の反射防止コーティングを施したフッ化カルシウム (CaF2) 平凹レンズを提供しています。このコーティングは基板の表面反射率を大幅に低減し、AR コーティング範囲全体で 97% を超える平均透過率を実現します。参考として次のグラフを確認してください。
フッ化カルシウム (CaF2)
コーティングなしまたは反射防止コーティングあり
-18~-50mmまで対応可能
エキシマレーザー用途、分光法および冷却熱画像処理での使用に適しています
基板材料
フッ化カルシウム (CaF2)
タイプ
平凹 (PCV) レンズ
屈折率 (nd)
1.428 @ Nd:Yag 1.064 μm
アッベ数 (Vd)
95.31
熱膨張係数 (CTE)
18.85×10-6/℃
直径許容差
精度: +0.00/-0.10mm |高精度: +0.00/-0.03 mm
中心厚さの許容差
精度: +/-0.10 mm |高精度: +/-0.03 mm
焦点距離許容差
+/- 2%
表面品質 (スクラッチ-ディグ)
精度: 80-50 |高精度: 60-40
表面平坦度(平面側)
λ/4
球面屈折力(凸面)
3 λ/2
表面の不規則性 (山から谷まで)
λ/2
集中化
精度:<3 分角 |高精度:< 1 分角
クリアアパーチャ
直径の90%
ARコーティング範囲
2~5μm
コーティング範囲にわたる透過率 (@ 0° AOI)
平均値 > 97%
コーティング範囲にわたる反射率 (@ 0° AOI)
ラグ< 1.25%
設計波長
588nm