平凸レンズと両凸レンズのどちらを選択するかを決定する場合、どちらも平行入射光を収束させます。希望する絶対倍率が 0.2 未満または 5 を超える場合は、通常、平凸レンズを選択することが望ましいです。これら 2 つの値の間では、一般に両凸レンズが好まれます。
ゲルマニウムは、その広い透過範囲 (2 ~ 16 µm) と安定した化学的特性により、IR レーザー用途に非常に適しており、セキュリティ、軍事および画像用途に優れています。ただし、Ge の透過特性は温度に非常に敏感です。実際、吸収が非常に大きくなり、ゲルマニウムは 100 °C ではほぼ不透明になり、200 °C では完全に不透過になります。
Paralight Optics は、両面に蒸着された 8 μm ~ 12 μm スペクトル範囲の広帯域 AR コーティングを備えたゲルマニウム (Ge) 平凸 (PCX) レンズを提供しています。このコーティングは、基板の高い表面反射率を大幅に低減し、AR コーティング範囲全体にわたって 97% を超える平均透過率を実現します。参考としてグラフを確認してください。
ゲルマニウム (Ge)
コーティングなし、または 8 ~ 12 μm の範囲に最適化された DLC および反射防止コーティング付き
15~1000mmまで対応可能
セキュリティ、軍事、画像処理用途に優れています
基板材料
ゲルマニウム (Ge)
タイプ
平凸 (PCX) レンズ
屈折率
4.003 @ 10.6μm
アッベ数 (Vd)
未定義
熱膨張係数 (CTE)
6.1×10-6/℃
直径許容差
精度: +0.00/-0.10mm |高精度: +0.00/-0.02mm
厚さの許容差
精度: +/-0.10 mm |高精度: +/-0.02 mm
焦点距離許容差
+/- 1%
表面品質 (スクラッチ-ディグ)
精度: 60-40 |高精度: 40-20
表面平坦度(平面側)
λ/4
球面屈折力(凸面)
3 λ/4
表面の不規則性 (山から谷まで)
λ/4
集中化
精度:<3 分角 |高精度: <30 秒角
クリアアパーチャ
> 直径の 80%
ARコーティング範囲
8~12μm
コーティング範囲にわたる透過率 (@ 0° AOI)
タブ > 94%、タブ > 90%
コーティング範囲にわたる反射率 (@ 0° AOI)
ラグ< 1%、ラブ< 2%
設計波長
10.6μm
レーザーダメージ閾値
0.5J/cm2(1ns、100Hz、@10.6μm)