Paralight Optics は、迷光や反射を最小限に抑えながらレーザー出力を保護する必要があるアプリケーション向けに、V コーティングされたレーザー ライン ウィンドウを提供します。光学部品の各面には、共通のレーザー波長を中心とした AR コーティングが施されています。これらのウィンドウは高い損傷閾値 (>15J/cm2) を示し、高温の材料の落下からレーザー光学系を保護するために、材料加工のレーザーの前で使用されます。ウェッジレーザーウィンドウも提供しています。
V コーティングは、狭い波長帯域にわたって最小限の反射率を実現するように設計された多層反射防止誘電体薄膜コーティングです。反射率はこの最小値の両側で急速に上昇し、反射率曲線が「V」字型になります。広帯域 AR コーティングと比較して、V コーティングは、指定された AOI で使用した場合、より狭い帯域幅にわたってより低い反射率を実現します。コーティングの角度依存性を示す次のグラフを参考にしてください。
N-BK7またはUVFS
カスタムサイズと厚さをご用意
一般的なレーザー波長を中心とした反射防止 (AR) コーティング
レーザー使用時の高いレーザー損傷閾値
基板材料
N-BK7またはUV溶融シリカ
タイプ
V コーティングされたレーザー保護ウィンドウ
くさび角度
30 +/- 10分角
サイズ
カスタムメイド
サイズ許容差
+0.00/-0.20mm
厚さ
カスタムメイド
厚さの許容差
+/-0.2%
クリアアパーチャ
>80%
平行度
通常: ≤ 1 arcmin |高精度: ≤ 5 秒角
表面品質 (スクラッチ-ディグ)
通常: 60-40 |高精度: 20-10
表面平坦度 @ 633 nm
中心Ø 10mm上で≤ λ/20 |有効開口部全体にわたって ≤ λ/10
透過波面誤差 @ 633 nm
代表値 ≤ λ |高精度 ≤ λ/10
コーティング
AR コーティング、Ravg0° ± 5° AOI で < 0.5%
レーザー損傷閾値 (UVFS 用)
>15 J/cm2(20ns、20Hz、@1064nm)