両凸レンズは、物体と像の距離が等しいかほぼ等しい状況では収差を最小限に抑えますが、両凸レンズまたは DCX レンズと平凸レンズのどちらを選択するかを決定する場合、どちらも平行入射光を収束させます。通常、物体と像の距離の比 (絶対共役比) が 5:1 ~ 1:5 の場合、収差を最小限に抑えるために両凸レンズを選択することが望ましいとされます。この範囲外では、通常は平凸レンズが好まれます。
ZnSe レンズは、高出力 CO2 レーザーでの使用に特に適しています。 Paralight Optics は、両面に 8 ~ 12 μm のスペクトル範囲に最適化された広帯域 AR コーティングを施したセレン化亜鉛 (ZnSe) 両凸レンズを提供しています。このコーティングは、基板の高い表面反射率を大幅に低減し、AR コーティング範囲全体にわたって 97% を超える平均透過率を実現します。参考として次のグラフを確認してください。
セレン化亜鉛 (ZnSe)
8 ~ 12 μm 範囲の広帯域 AR コーティング
15~200mmまで対応可能
COに最適2レーザーの用途
基板材料
レーザーグレードのセレン化亜鉛 (ZnSe)
タイプ
両凸 (DCX) レンズ
屈折率 @10.6 µm
2.403
アッベ数 (Vd)
未定義
熱膨張係数 (CTE)
7.1x10-6273Kで/℃
直径許容差
精度: +0.00/-0.10mm |高精度:+0.00/-0.02mm
厚さの許容差
精度: +/-0.10 mm |高精度: +/-0.02 mm
焦点距離許容差
+/-0.1%
表面品質 (スクラッチ-ディグ)
精度: 60-40 |高精度: 40-20
球面パワー
3 λ/4
表面の不規則性 (山から谷まで)
λ/4
集中化
精度:< 3 分角 |高精度< 30 秒角
クリアアパーチャ
直径の 80%
ARコーティング範囲
8~12μm
コーティング範囲にわたる反射率 (@ 0° AOI)
ラグ< 1.0%、ラブ< 2.0%
コーティング範囲にわたる透過率 (@ 0° AOI)
タブ > 97%、タブ > 92%
設計波長
10.6μm
レーザーダメージ閾値
>5J/cm2(100ns、1Hz、@10.6μm)